【写真集レビュー】ハルとミナ / 濱田英明
こんにちは。てつみー (@te23_photohibi) です。
お盆の大型連休も終わり、いよいよ明日から仕事という方も多いのではないでしょうか。連休明けはなかなか気分が重くエンジンもかかりにくいと思いますが、とりあえず初日を乗り切れば次第に乗ってきますので頑張りましょう(笑)
さてさて、本日は写真家・濱田英明さんの写真集「ハルとミナ」のご紹介です。
2009年より撮りためた、ご自身の2人の息子さんたちの姿をおさめた写真集。仲睦まじげな小さな兄弟の日常が写されていて、とても優しい気持ちになれます。
ハルとミナはもちろん濱田さんのお子様なのですが、なぜか自分の子どもを見ているような気持ちになったり、自身の子供時代を思い出したりして、ちょっと不思議な気持ちになってしまうのはなぜなのでしょうか(笑)改めて写真の力を感じます。
被写体との距離感というのは写真に如実に表れてきます。やはり、カメラを向けているのが親御さんということもあり、子どもたちも気を許した自然体の姿を見せてくれています。こういうムードの写真って、なかなか普通の撮影で撮れるものではないですので、それもこの写真集の味になっているのかなと感じます。
いきいきとした子どもたちの姿を見ていると、ほっこりしますね〜。
こちらの写真集、残念ながら現在では新品で手に入れることができないようですが、オークションなど中古では出回っていますので、探してみてください。
濱田 英明 (はまだ ひであき)
濱田さんは僕の大好きな写真家さんの一人で、ライフスタイル誌の「KINFOLK」で日本人として初めて表紙を飾ったり「THE BIG ISSUE TAIWAN」などの海外雑誌をはじめ、多くの広告写真も手がけられています。
1977年、兵庫県淡路島生まれ。大阪在住。2012年9月、35歳でデザイナーからフリーのフォトグラファーに転身。2012年12月、写真集『Haru and Mina』を台湾で出版。『KINFOLK』(アメリカ)、『FRAME』(オランダ)や『THE BIG ISSUE TAIWAN』(台湾)などの海外雑誌ほか、国内でも雑誌、広告など幅広く活動中。2014年10月写真集「ハルとミナ」(Libro Arte刊)を出版。「瀬戸内国際芸術祭 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト」公式フォトグラファー。
Webサイトでは美しい写真をたくさん見ることができますので、こちらも是非チェックしてみてください。
それでは、また。